SATIAN/39番外編 - 主にしょうもない話し -

日常であったしょうもない出来事やたまに宣伝

ぬじデー

アルメニア救国の英雄・ヌジデー・ガレギン・テル・ハルチュニアン。

新渡戸稲造の「武士道」が英訳出版されたのが1900年。それから様々な国の言葉に訳され、出版した。

そしてその武士道に感化、強く影響を受けた者は多い。

ヌジデーもまたそのひとりだった。

 

武士道信奉者ヌジデーによって残された名言に、こんなものがある。

国が興り、勝ち、生き残るのは、独立の精神と民族主義がみなぎり、個人や党、すべての階層が個人よりも全体の利益を優先し、大多数の人が権利よりも義務を重んじ、将来に対して誠意と信頼を抱く時である。
国が敗れ滅びるのは、国民が物質主義に溺れ、自分自身を偶像となし、如何なる利他的な責任をも排除し、将来に対して恐怖と不信を抱く時である。
国が興り、勝ち、栄えるのは、国民の中の独立と高貴の理想が、行進中の歴史の大道を照らす時である。
国が死に向かうのは、国民の中の理想が萎む時である。理想を失えば国は精神的な死に至る。国の理想がない所には、希望もなく、創造もなく、勝利もなく、将来もない。

牧本次生氏著・IT立国アルメニアより

 

……なんだか、おじさん今の日本がゾゾゾっと改めて怖くなっちゃった。よ。

オセチアチェチェンに行った時も、武士道に強く感化された戦争を戦い抜いてきた男性たちに出会った。

今改めて、武士道を読んでみよう。