煲仔飯。
初めて食べたのは2019年香港。
そのふくよかたる美味しさに感動しもう一度食べたい…と思っていたらあれよあれよとコロナ禍に突入してしまった。
2023年に入り漸く念願の訪港が叶い、そして煲仔飯を再び食す事が出来た。
この美味しさ、家でも再現したい…。
そう思った私は帰国後即煲仔飯用の土鍋(砂鍋)を香港から取り寄せたのだった。
送料無料。(プライム加入)3週間程で届いたと思う。
梱包は…、君は一体どれだけの年月を倉庫で過ごしていたんだい…?
と言いたくなるようなちょっと凄い状態だったが、肝心な砂鍋本体は未使用でとても綺麗なものだった。
参考にしたレシピはこの辺り。
上記レシピをベースに、好き勝手に色んな煲仔飯を作ってみた。
お米は当然ジャスミンライスを使用。
さて、米と砂鍋が揃えばあとはやるだけだ、色々作ってみよう。
①鶏肉と干し椎茸の煲仔飯
初めて作った煲仔飯は、スタンダードな鶏肉と干し椎茸の煲仔飯。
盛り加減がよく分からずええいままよと米具材を投入しもりもりになってしまったが、それが良い。
おこげもしっかり出来て実に美味しい煲仔飯が出来た。初めてにしては上出来だ。
②豚バラ肉とトマトの煲仔飯
スタンダードなレシピを作ったので早速変化球を打ってみる事に。
トマト缶が中途半端に余っていたのでたまり醤油、ごま油、砂糖、酒などで味を整え火にかける。
下味をつけた豚バラ肉と共にジャスミンライスの入った砂鍋へ投入、火にかける。
卵を割入れ更に火にかけいい塩梅になったら出来上がり。
しかし米の量を減らした筈なのにまたも砂鍋がもりっもりになっている気がする…まぁいいか。
そして味は可もなく不可もなく…
③鶏肉と干し椎茸の煲仔飯(卵付き)
①のレシピに卵を上から割り入れ蒸らしたもの。
美味しい。実に美味しい。後からかけるタレにはごま油を入れず生姜を効かせてみたらより一層自分好みの味に。
④鶏肉と干し椎茸の煲仔飯(卵付き ver.2)
③のレシピで、卵を入れて蒸らす際刻みパクチー入りのタレをかけて一緒に蒸らしたもの。
4回作った中で一番美味しかった。蒸らしている時の香りが素晴らしく良い…
⑤タコつみれの煲仔飯
5回目の煲仔飯はタコつみれの煲仔飯。
香港現地で干し蛸と鶏肉の煲仔飯を食べたのだがその蛸の凝縮された味が忘れられない…が、近所で干し蛸なんて食材は売っていないのでタコつみれで代用🐙
干し蛸欲しいな。
⑥ベーコンととうもろこしの煲仔飯
こんなの香港にはないと思う、なんとなく家の残りモノで作ってみた。
味付けは中国の濃ゆい醤油とオイスターソースなど。
お子様が好きそうな味できちんと美味しく出来た。
最早砂鍋でジャスミンライスと具材炊き込むなら何でも煲仔飯…
⑦グリーンピースの煲仔飯
ただの豆ご飯じゃないかとツッコミが聞こえてきそうだがアレだ、これはヴィーガン煲仔飯とでも主張しておこう(テキトウ
私はグリーンピースが好きなので美味しく平らげる事が出来たが、グリーンピースが苦手な人には地獄の一品だろう。
⑧こてっちゃんの煲仔飯
そういえば臓物系煲仔飯も香港のお店のメニューにあったような…と思いこてっちゃんを活用し作ってみた。
美味しくない訳がない。食の進む甘じょっぱい味付けが堪らない。
コリコリの食感も楽しく最後まで飽きずに頂ける。
⑨合挽き肉と椎茸の煲仔飯+玉子
正統派な味がする、かき混ぜておこげと共に頬張れば国の中が幸福で満たされる。
煲仔飯は良い、ご家庭に砂鍋ひとつあるだけでこんなにも日常に彩りが齎される。
⑩合挽き肉と椎茸の煲仔飯+玉子その2
玉子を落とすのは大正義。先日のとは味付けを少々変えてそれでもやっぱり美味しい。
現地のメニューにもある具材の煲仔飯が一番しっくりくる。
何処かのお店のメニューに鶏肉と椎茸の煲仔飯は広東風で、香港の腸詰(臘腸)が入ったものが香港風と書いてあった。
香港の腸詰近くに売っていないなぁ…横浜中華街や西川口でなら買えるかな?
台湾の腸詰なら近所で見つけたのだが。
と、いう訳でとりあえず10皿。
続きはまた今度。